音質調整
受信した音声の大きさと聞きやすさを、録音した通話を聴きながら調整する画面です。設定はライブの音声と、「通話の履歴」欄の再生の両方に効きます。録音する WAV には処理を掛けず、原音のまま残します。T61 の音声は対象外です。
ツールバーの「🎚 音質調整」で開きます。未認証の間は押せません。畳んだツールバーにはこのボタンを置いていないので、ツールバーを広げてから開きます。
通話を聴きながら調整する
画面の上で、営業日と通話を選んで再生します。通話は新しい順に並び、開くと最新の通話を選びます。自動では鳴らしません。
- 「▶ 再生」と Space キーで、再生と一時停止を切り替えます。文字を入力する欄では Space はそのまま文字になります。
- 再生中に別の通話を選ぶと、その通話を続けて鳴らします。
- バーで再生位置を動かせます。
- 「繰り返し」をオンにすると、通話の終わりで先頭に戻ります。
- 「原音と比べる」は、押しているあいだだけ処理を外して鳴らします。
- Esc キーか「閉じる」で閉じると、再生は止まります。
履歴の再生は、設定画面の「音声の出力」で選んだデバイスから鳴ります。ツールバーの全体の音量とミュートに従います。ミュート中は画面にその旨を出します。Android では OS の出力から鳴ります。web console ではブラウザの出力から鳴ります。ツールバーの「■ 停止」は受信を止めるボタンで、履歴の再生は止めません。
再生している間は、入力、倍率、出力の大きさを出します。止まっている間は「—」です。入力のバーの印は、声と判定する下限の位置です。
オートモード
オートモードは、発信者ごとに音量を揃えます。既定はオンです。発信者ごとの倍率は次の起動でも残り、通話ごとに前の値との平均で更新します。倍率を消すには「発信者ごとの記憶を消す」を押します。
オンの間は、次の 4 項目を初期値で固定し、薄く出します。オフにすると、保存した値で編集できます。オンに戻しても、編集した値は消えません。オフの間は、AGC(自動で音量を揃える処理)そのものを切ることもできます。
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| 揃える音量 | -30〜-10 dB | -20 dB |
| 最大の持ち上げ | 0〜+36 dB | +24 dB |
| 合わせる速さ | 遅、標準、速 | 標準 |
| 声と判定する下限 | -70〜-30 dB | -55 dB |
常に編集できる項目
次の項目は、オートモードのオンとオフにかかわらず編集できます。「初期値に戻す」は、固定ゲインを除く 5 項目を初期値に戻します。
| 項目 | 範囲 | 初期値 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 固定ゲイン | -12〜+24 dB | 0 dB | 全体の大きさを一律に変えます |
| ノイズ除去 | 0〜100 | オフ(0) | 雑音を減らします |
| 低音カット | オフ(0)、100〜500 Hz | 200 Hz | こもりや低い雑音を減らします |
| 高音カット | 2000〜3800 Hz、オフ(4000) | オフ | シャーという音を減らします |
| 声の明瞭さ | 0〜+9 dB | 0 dB | 2〜3 kHz を持ち上げます |
| 強弱の圧縮 | 0〜100 | オフ(0) | 話の中の小さい音を聞きやすくします |
変更はすぐに音へ反映します。無線機を開き直すことはありません。